T6634
トロンビン ウシ血漿由来
lyophilized powder, 600-2,000 NIH units/mg protein (biuret)
別名:
第 IIa因子
フォーム
lyophilized powder
品質水準
比活性
600-2,000 NIH units/mg protein (biuret)
分子量
heavy chain ~33 kDa
light chain ~5 kDa
UniProtアクセッション番号
アプリケーション
diagnostic assay manufacturing
保管温度
−20°C
遺伝子情報
cow ... F2(280685)
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詳細
トロンビンは、ナトリウム活性化II型酵素です。2つのアニオン結合外部位であるABE-IおよびABE-IIを含んでいます。in vivoでのトロンビンは、肝臓で産生されるチモーゲン・プロトロンビン(第II因子)が主です。ウシa-トロンビンは、軽鎖(A鎖)と重鎖(B鎖)からなります。これらの2種類の鎖が、1つのジスルフィド結合により架橋されています。a-トロンビンのB鎖には炭水化物部分が含まれています。
アプリケーション
ウシ血漿由来のトロンビンは、周産期ラットの脳室下帯細胞および乏突起神経膠細胞前駆細胞の培養における増殖、分化および遊走に対する作用を検討するために使用されています。また、ナットウキナーゼ活性を測定する際のフィブリン分解にも使用されています。
トロンビンは、親和性タグを除去するためのアクセス可能なトロンビン認識部位を含む組換え融合タンパク質の部位特異的切断に使用されます。トロンビンは、グローバルな止血およびポイントオブケア検査を評価するための研究に使用されています。
生物化学的/生理学的作用
Arg-Glyを選択的に切断するセリンプロテア-ゼは、フィブリノ-ゲン内に結合し、フィブリンおよびfibrinopeptide A、Bを形成します。
トロンビンは、血液の凝固プロセスで重要なタンパク質溶解酵素であり、第V、VIII、XI、およびXII凝固因子を活性化します。トロンビンは血小板凝集を促進します。そのため、トロンビンは、止血における最終的な凝固プロテアーゼであり、凝固効果および抗凝固効果の両方を促進します。毛細血管や細静脈からの出血の治療に用いられます。
単位の定義
活性は、NIHトロンビン参照標準品と直接比較して得られたNIH単位で表されます。
物理的形状
pH 6.5の生理食塩水クエン酸ナトリウムバッファ-からの凍結乾燥品
アナリシスノート
NIHのアッセイでは、Biggs法の変法に基づいて、トロンビンサンプル(1%バッファ-アルブミン溶液で安定化)0.1 mLと、基質として希釈血漿(同量の生理食塩水で希釈)0.2 mLを用います。 凝固時間15~25秒の範囲でトロンビン濃度を決定します。
活性は、NIIHトロンビン標準品(ロットK)との直接比較によって得られたNIH単位で表しています。
その他情報
より詳細な情報につきましては、www.sigma-aldrich.com/enzymeexplorerのthrombinをご覧ください。
シグナルワード
Danger
危険有害性情報
危険有害性の分類
Eye Irrit. 2 - Resp. Sens. 1 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3
ターゲットの組織
Respiratory system
保管分類コード
11 - Combustible Solids
WGK
WGK 2
引火点(°F)
Not applicable
引火点(℃)
Not applicable
適用法令
試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。
Jan Code
T6634-250UN:
T6634-100UN-PW:
T6634-1KU:
T6634-1KU-PW:
T6634-500UN:
T6634-250UN-PW:
T6634-VAR:
T6634-PH:
T6634-100UN:
T6634-500UN-PW:
T6634-BULK:
ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.
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