SAE0091

リソスタフィン from Staphylococcus staphylolyticus

free of DNA contaminants, ≥500 units/mg protein, lyophilized powder, suitable for Microbiome research

• 別名: リゾスタフィン from Staphylococcus staphylolyticus, グリシルグリシンエンドペプチターゼ, グリシル-グリシンエンドペプチダーゼ
• CAS Number: 9011-93-2
• EC Number: 3.4.24.75 (BRENDA, IUBMB)
• MDL番号: MFCD00131556
• UNSPSCコード: 12352202
• NACRES: NA.54

特性

• Product Name: リソスタフィン from Staphylococcus staphylolyticus, free of DNA contaminants, suitable for Microbiome research, lyophilized powder, ≥500 units/mg protein
• 由来生物: microbial (Staphylococcus staphylotyticus)
• フォーム: lyophilized powder
• 比活性: ≥500 units/mg protein
• 分子量: 27 kDa
• 特徴: DNA free
• 輸送温度: wet ice
• 保管温度: −20°C

詳細

アプリケーション

S. staphylolyticus SAE0091から精製された細胞外リソスタフィンは、厳格な品質管理試験を実施し、ユニバーサルプライマーセットを使用した16Sおよび18S rDNAの35サイクルPCR増幅を用いて検出可能レベルの汚染DNAがないことを確認しています。
リソスタフィンは、Staphylococcus staphylolyticusの細菌培養液から単離された亜鉛金属酵素です。S. aureus（黄色ブドウ球菌）を含む他のStaphylococcus（ブドウ球菌）種に対して特異的な溶解作用を有します。1,2 リソスタフィンには、
ヘキソサミニダーゼ、アミダーゼ、およびエンドペプチダーゼ活性があります。リソスタフィンは細胞壁のポリグリシン架橋を切断することにより、Staphylococcus（ブドウ球菌）種の細胞溶解を引き起こしますが、他の細菌属の細胞溶解は引き起こしません。[Pharmaceuticals 2010, 3(4), 1139-1161]
リソスタフィンは、246のアミノ酸の単一ポリペプチド鎖であり、分子量が26,926 Da、等電点が9.5 (5)、および至適pHが7.5です(6)。

生物化学的／生理学的作用

リソスタフィンは、分子量約25 kDaの亜鉛エンドペプチダーゼです。リソスタフィンは、Staphylococcus（ブドウ球菌）種の細胞壁のペプチドグリカン層におけるポリグリシン架橋を切断するため、細胞溶解に有用であり、抗菌治療薬として使える可能性があることも判明しています。至適pH：約7.5。

リゾスタフィンは、分子量が約25 kDaの亜鉛エンドペプチダ-ゼです。 リゾスタフィンは、ブドウ球菌属種の細胞壁のペプチドグリカン層内のポリグリシン架橋結合を切断するため、細胞溶解にまた抗菌治療剤の候補としても有用でであることがわかっています。
活性の至適pH:約7.5

単位の定義

1単位は、6.0 mLの反応混合液中のStaphylococcus aureus（黄色ブドウ球菌）細胞懸濁液の濁度（A620）を、37°C、pH7.5下、10分間で0.250から0.125に低下させます。

物理的形状

50～70%のタンパク質を含む凍結乾燥粉末として供給され、残りは主にNaClです。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H334
• 注意書き: P261 - P284 - P501
• 危険有害性の分類: Resp. Sens. 1
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable