N8285

β-ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド

pkg of 10 mg (per vial)

• 別名: β-DPN, β-NAD, DPN, コエンザイム1, コチマーゼ, ジホスホピリジンヌクレオチド, ナジド
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₁H₂₇N₇O₁₄P₂
• CAS Number: 53-84-9
• 分子量: 663.43
• Beilstein: 3584133
• EC Number: 200-184-4
• MDL番号: MFCD00036253
• UNSPSCコード: 41106305
• eCl@ss: 39200202
• PubChem Substance ID: 57654466
• NACRES: NA.51

特性

• 由来生物: yeast
• 品質水準: 200
• フォーム: powder
• 包装: pkg of 10 mg (per vial)
• 溶解性: H₂O: soluble-50 mg/mL, clear, colorless
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: NC(=O)c1ccc[n+](c1)[C@@H]2O[C@H](COP([O-])(=O)OP(O)(=O)OC[C@H]3O[C@H]([C@H](O)[C@@H]3O)n4cnc5c(N)ncnc45)[C@@H](O)[C@H]2O
• InChI: 1S/C21H27N7O14P2/c22-17-12-19(25-7-24-17)28(8-26-12)21-16(32)14(30)11(41-21)6-39-44(36,37)42-43(34,35)38-5-10-13(29)15(31)20(40-10)27-3-1-2-9(4-27)18(23)33/h1-4,7-8,10-11,13-16,20-21,29-32H,5-6H2,(H5-,22,23,24,25,33,34,35,36,37)/t10-,11-,13-,14-,15-,16-,20-,21-/m1/s1
• InChI Key: BAWFJGJZGIEFAR-NNYOXOHSSA-N
• 遺伝子情報: human ... ESR1(2099), ESR2(2100)

詳細

アプリケーション

β-ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド（β-NAD）は、脱アセチル化チューブリンの調製に使用されています。眼窩線維芽細胞ライセートのUDP-グルコース-6-ヒドロゲナーゼ（UGDH）酵素活性の測定に使用されています。

生物化学的／生理学的作用

β-ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド（β-NAD）は神経調節物質であり、神経伝達物質を阻害します。プリン（P2Y1）受容体のアゴニストです。

β-ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド（NAD+）およびβ-ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド還元型（NADH）は、さまざまな酵素触媒酸化還元反応に関与する補酵素酸化還元対（NAD+：NADH）を構成します。 NAD+/NADHは、その酸化還元機能に加えて、ADP-リボシル化反応においてADP-リボース単位供与体として機能し（ADP-リボシルトランスフェラーゼ、ポリ(ADP-リボース)ポリメラーゼ）、またサイクリックADP-リボース（ADP-リボシルシクラーゼ）の前駆体です。

電子受容体

その他情報

NADの一般的な形態です。

容量は、紫外可視分光法により測定したNADの含有量に基づきます。

安全性情報

• 保管分類コード: 13 - Non Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)