F9037

ホルムアミド

≥99.5% (GC), BioReagent, Molecular Biology

• 別名: アミドC₁, ギ酸アミド
• 化学式: HCONH₂
• CAS Number: 75-12-7
• 分子量: 45.04
• Beilstein: 505995
• EC Number: 200-842-0
• MDL番号: MFCD00007941
• UNSPSCコード: 12352111
• PubChem Substance ID: 24894985
• NACRES: NA.52
• Bp: 210 °C (lit.)

特性

• グレード: Molecular Biology
• 品質水準: 200
• 蒸気密度: 1.55 (vs air)
• 蒸気圧: 0.08 mmHg ( 20 °C); 30 mmHg ( 129 °C)
• 製品種目: BioReagent
• アッセイ: ≥99.5% (GC)
• フォーム: liquid
• 自己発火温度: 932 °F
• テクニック: electrophoresis: suitable; immunohistochemistry: suitable
• 屈折率: n20/D 1.447 (lit.)
• pH: 4-10 (20 °C, 200 g/L)
• bp: 210 °C (lit.)
• mp: 2-3 °C (lit.)
• 密度: 1.134 g/mL at 25 °C (lit.)
• 適合性: suitable for nucleic acid hybridization
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: NC=O
• InChI: 1S/CH3NO/c2-1-3/h1H,(H2,2,3)
• InChI Key: ZHNUHDYFZUAESO-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

ホルムアミドは、ギ酸に由来する透明な液体アミドです。ホルムアミドにより、室温で核酸の変性・再生ができます。

アプリケーション

ホルムアミドは、標準的な製法で作成されたハイブリダイゼーションバッファーでの使用に適しています。ホルムアミドは、核酸二本鎖を不安定化するため、一般に、50％の濃度で、比較的低温のハイブリダイゼーションが必要なハイブリダイゼーションプロトコールに使用することができます。

その他のアプリケーションには以下のものがあります：

• BrdU免疫組織化学のためのマウスの脳セクションの調製
• HeLa細胞のFISH分析
• 変性剤濃度勾配ゲル電気泳動法を用いたPCR産物分析のためのポリアクリルアミドゲルの調製（メルクインデックス、第12版）

ホルムアミドは核酸の二重らせんを不安定にし、低い温度条件でのハイブリダイゼーションでは通常50%の濃度で用いられます。

特徴および利点

• 分子生物学アプリケーション用に脱イオン化されています。
• 酸化を防ぐために、アルゴンガス下で琥珀色の瓶にパッケージされています。
• DNA再生やDNA-RNAハイブリダイゼーションに使用されています。
• 二本鎖核酸の熱安定性を低減します。

適合性

• 核酸ハイブリダイゼーション
• 凍結防止剤およびゲル安定剤
• 核酸二本鎖を不安定化します。
• 核酸の二次構造の除去
• RNAおよびDNAアプリケーションのためのハイブリダイゼーションバッファーの調製

その他情報

本製品は、分子生物学用として脱イオン化されており、酸化を防ぐために、アンバーガラス瓶でアルゴンガスと共にパッケージされています。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H351,H360D,H373
• 注意書き: P202 - P260 - P280 - P308 + P313 - P405 - P501
• 危険有害性の分類: Carc. 2 - Repr. 1B - STOT RE 2 Oral
• ターゲットの組織: Blood
• 保管分類コード: 6.1C - Combustible acute toxic Cat.3 / toxic compounds or compounds which causing chronic effects
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): 305.6 °F
• 引火点(℃): 152 °C
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type ABEK (EN14387) respirator filter