B0274

5-ブロモ-4-クロロ-3-インドリルリン酸 p-トルイジン塩

tablet

• 別名: BCIP^® p-トルイジン塩, X-リン酸 p-トルイジン塩
• 実験式（ヒル表記法）: C₈H₆BrClNO₄P · C₇H₉N
• CAS Number: 6578-06-9
• 分子量: 433.62
• EC Number: 229-506-1
• MDL番号: MFCD00040636
• UNSPSCコード: 12352204
• PubChem Substance ID: 57653906
• NACRES: NA.83

特性

• フォーム: tablet
• 品質水準: 200
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: Cc1ccc(N)cc1.OP(O)(=O)Oc2c[nH]c3ccc(Br)c(Cl)c23
• InChI: 1S/C8H6BrClNO4P.C7H9N/c9-4-1-2-5-7(8(4)10)6(3-11-5)15-16(12,13)14;1-6-2-4-7(8)5-3-6/h1-3,11H,(H2,12,13,14);2-5H,8H2,1H3
• InChI Key: QEIFSLUFHRCVQL-UHFFFAOYSA-N

詳細

特異性

イムノブロッティングにおけるアルカリホスファタ-ゼ検出用基質です。それほど一般的ではありませんが、免疫組織化学的検査において染色用基質としても使用されています。BCIPをニトロブル-テトラゾリウム(NBT)タブレット(製品番号N5514)と併用した場合、増幅により検出感度が向上します。青紫色を呈する、肉眼での観察が可能な不溶性物質を生成します。

アプリケーション

アルカリホスファタ-ゼ標識分子の比色検出に使用されます。

アルカリホスファタ-ゼ標識分子の発色検出用として、リン酸 5-ブロモ-4-クロロ-3-インドリル(BCIP)とニトロブル-テトラゾリウム(NBT)の2種類をご用意しています。BCIP/NBT基質は用途が広く、ノ-ザンブロッティング, サザンブロッティング, ウエスタンブロッティングやin situハイブリダイゼ-ション, 免疫組織化学的検査など様々な目的に使用することができます。
BCIPには2種類の塩があり、二ナトリウム塩は水に、p-トルイジン塩はジメチルホルムアミドに溶解します。これらの塩は、NBTと反応バッファ-と組み合わせてアルカリホスファタ-ゼ検出用基質溶液を作成するための、ストック溶液の調製に用いられます。本基質をアルカリホスファタ-ゼとインキュベ-ションすると、容易に目視できる紫色の不溶性のNBTジホルマザンが生成されます。さらに使いやすいように、溶解しやすいタブレットやそのままお使いいただける溶液等のBCIP/NBT混合物もご用意しています。

数量

タブレット1錠あたり25 mgの基質を含有します。

基質

アルカリホスファタ-ゼ検出用の組織化学的基質です。

法的情報

BCIP is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves