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ホルムアミド

BioUltra, Molecular Biology, ≥99.5% (T)

• 別名: アミドC₁, ギ酸アミド
• 化学式: HCONH₂
• CAS Number: 75-12-7
• 分子量: 45.04
• Beilstein: 505995
• EC Number: 200-842-0
• MDL番号: MFCD00007941
• UNSPSCコード: 12352111
• PubChem Substance ID: 57651075
• NACRES: NA.25
• Bp: 210 °C (lit.)

特性

• グレード: Molecular Biology
• 品質水準: 200
• 蒸気密度: 1.55 (vs air)
• 蒸気圧: 0.08 mmHg ( 20 °C); 30 mmHg ( 129 °C)
• 製品種目: BioUltra
• アッセイ: ≥99.5% (T)
• フォーム: liquid
• 自己発火温度: 932 °F
• テクニック: FISH: suitable; hybridization: suitable; protein extraction: suitable
• 不純物: DNases, none detected; RNases, none detected; insoluble matter, passes filter test; phosphatases, none detected; proteases, none detected
• 強熱残分: ≤0.1%
• 屈折率: n20/D 1.447 (lit.); n20/D 1.447
• pH: 7-9 (25 °C, 1 M in H₂O)
• bp: 210 °C (lit.)
• mp: 2-3 °C (lit.)
• 溶解性: H₂O: 10 M at 20 °C, clear, colorless
• 密度: 1.134 g/mL at 25 °C (lit.)
• 微量陰イオン: chloride (Cl^-): ≤1 mg/kg; sulfate (SO₄^2-): ≤10 mg/kg
• 微量陽イオン: Ag: ≤5 mg/kg; Al: ≤1 mg/kg; As: ≤0.1 mg/kg; Ba: ≤1 mg/kg; Bi: ≤1 mg/kg; Ca: ≤5 mg/kg; Cd: ≤1 mg/kg; Co: ≤1 mg/kg; Cr: ≤1 mg/kg; Cu: ≤1 mg/kg; Fe: ≤1 mg/kg; K: ≤20 mg/kg; Li: ≤1 mg/kg; Mg: ≤1 mg/kg; Mn: ≤1 mg/kg; Mo: ≤1 mg/kg; NH₄⁺: ≤1000 mg/kg; Na: ≤20 mg/kg; Ni: ≤1 mg/kg; Pb: ≤1 mg/kg; Sr: ≤1 mg/kg; Tl: ≤5 mg/kg; Zn: ≤1 mg/kg
• SMILES記法: NC=O
• λ: 10 M in H₂O
• UV吸収: λ: 260 nm A_max: ≤0.4; λ: 280 nm A_max: ≤0.1
• アプリケーション: genomic analysis
• InChI: 1S/CH3NO/c2-1-3/h1H,(H2,2,3)
• InChI Key: ZHNUHDYFZUAESO-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

Carbamaldehydeとも呼ばれるホルムアミドは、ギ酸に由来するアミド化合物です。生化学研究、特に核酸（RNAおよびDNA）の変性と再生において重要な役割を果たしています。これには、ハイブリダイゼーション、シーケンシングゲル電気泳動、電子顕微鏡などの用途があります。分子生物学において、BioUltra Formamideは、核酸ハイブリダイゼーションバッファー、遺伝子フィンガープリンティング、サザンブロッティング、ノーザンブロッティング、およびYACスクリーニングなどのさまざまな用途に広く使用されています。通常は、核酸ハイブリッドの融解温度を低下させ、その操作を容易にすることで機能し、シーケンシングゲルの変性条件を強化してより安定した結果を得ることができます。

アプリケーション

ホルムアミドは、以下の用途に使用されています：

• in situハイブリダイゼーション用ハイブリダイゼーションバッファーの成分として、スライドを洗浄してカバースリップを取り除くための溶液Xの成分として
• スペクトル核型決定（SKY）分析用の変性溶液の調製
• 比較ゲノムハイブリダイゼーション（CGH）のためのスライド前処理用1％ホルムアルデヒド溶液の調製
• RNA蛍光in situハイブリダイゼーション（RNA-FISH）用プレハイブリダイゼーションバッファーI、II、III、IVおよびハイブリダイゼーションバッファーI、II、IIIの調製
• ギ酸エステルやビタミン製造時のイオン化溶媒として、紙の軟化剤として、動物性膠に、水溶性ガムに、分子生物学で変性剤として

ホルムアミドは核酸の二重らせんを不安定にし、低い温度条件でのハイブリダイゼーションでは通常50%の濃度で用いられます。

生物化学的／生理学的作用

誘電率が高いホルムアミドは、プレバイオティクスの工程で触媒活性をもつ可能性のある極性有機／無機化合物の優れた溶媒として働きます。

特徴および利点

• 万能タイプであり、多様なラボ・研究の用途に適合できます
• お客様の分子生物学、細胞生物学、生化学研究に適したBioUltra Grade
• 少量の重金属汚染について確認試験済みであり、さまざまな用途への適合性が保証されています
• DNase、RNase、NICKase、プロテアーゼを含みません。微量の陰イオン・陽イオンについて試験済みです。

その他情報

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変性ポリアクリルアミドゲルの調整に用いられます;ヒト染色体のIn situ hybridization

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H351,H360D,H373
• 注意書き: P202 - P260 - P280 - P308 + P313 - P405 - P501
• 危険有害性の分類: Carc. 2 - Repr. 1B - STOT RE 2 Oral
• ターゲットの組織: Blood
• 保管分類コード: 6.1C - Combustible acute toxic Cat.3 / toxic compounds or compounds which causing chronic effects
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): 305.6 °F
• 引火点(℃): 152 °C
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type ABEK (EN14387) respirator filter