A7002

寒天

ash 2.0-4.5%

• 別名: アガーガム, アガー・アガー
• 化学式: (C₁₂H₁₈O₉)_n
• CAS Number: 9002-18-0
• EC Number: 232-658-1
• MDL番号: MFCD00081288
• UNSPSCコード: 50405901
• eCl@ss: 42040102
• NACRES: NB.22

特性

• 由来生物: algae (Rhodophyceae)
• 品質水準: 200
• フォーム: flakes; powder or crystals
• テクニック: tissue culture: suitable
• 灰: 2.0-4.5%
• ゲル強度: 600-1200 g/cm² (1.5%, 20 ^oC)
• SMILES記法: O1[C@@H]([C@@H]([C@@H]([C@H](C1OC2[C@H]3OCC2OC([C@H]3O)C)O)OC)O)CO
• InChI: 1S/C14H24O9/c1-5-8(16)13-11(7(21-5)4-20-13)23-14-10(18)12(19-2)9(17)6(3-15)22-14/h5-18H,3-4H2,1-2H3/t5?,6-,7?,8-,9+,10-,11?,12+,13+,14?/m1/s1
• InChI Key: GYYDPBCUIJTIBM-DYOGSRDZSA-N

詳細

詳細

寒天は、β-D-ガラクトピラノシルユニットと3,6-無水-α-L-ガラクトピラノシルユニットで構成される多糖です。原料によって、寒天はメチルエーテル、硫酸エーテルなどのさまざまな置換型として存在します。紅藻網の海藻の細胞壁から単離される線形ガラクタン多糖です。

アプリケーション

寒天は次の用途で使用されています。

• 固形N6完全培地の成分として。
• 出芽しているレンズマメおよびソラマメの培養に用いる改変ムラシゲスクーグ（MS）培地に、また遺伝子組換えカリフラワーおよびブロッコリーの人工培養組織の再生に。
• 頸動脈血管中の血管ファントムを模擬するための寒天混合物の成分として。

生物化学的／生理学的作用

寒天は左巻らせん構造を取り、六方繊維が集合してゲルを形成します。二糖の疎水性により、ゲル形成特性および可溶性が決まります。寒天は固形微生物培地の主成分です。組織工学、製薬および細胞カプセル化の分野で用途があります。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 1
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)