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抗HA親和性マトリックス

from rat IgG₁

• 別名: 親和性マトリックス、抗ha
• UNSPSCコード: 12352203

特性

• 由来生物: rat
• 品質水準: 100
• 結合体: agarose conjugate
• 抗体製品の状態: purified immunoglobulin
• 抗体製品タイプ: primary antibodies
• クローン: 3F10, monoclonal
• フォーム: slurry
• 包装: pkg of 1 mL (settled resin volume)
• メーカー／製品名: Roche
• アイソタイプ: IgG1
• エピトープ配列: YPYDVPDYA
• キャパシティ: 2-8 nmol/mL binding capacity
• 保管温度: 2-8°C

詳細

詳細

抗HA高親和性抗体（クローン3F10）は、ヒトインフルエンザ血球凝集素（HA）タンパク質から誘導されたアミノ酸9個の配列（YPYDVPDYA）を認識します。このエピトープは、その位置（N末端、C末端、または内部）にかかわらず、哺乳動物、細菌および酵母の発現ベクターから誘導された融合タンパク質中でも認識されます。

特異性

抗HA 高親和性抗体（クローン3F10）は、ヒトインフルエンザ血球凝集素（HA）タンパク質から誘導されたアミノ酸9個の配列（YPYDVPDYA）を認識します。このエピトープは、その位置（N末端、C末端、または内部）にかかわらず、哺乳動物、細菌および酵母の発現ベクターから誘導された融合タンパク質中でも認識されます。

免疫原

ヒトインフルエンザウイルス血球凝集素タンパク質から得たアミノ酸98～106個。

アプリケーション

免疫沈降または精製の後、タグ付き関心タンパク質を次の方法で分析できます：

• 抗HA抗体を用いたウェスタンブロッティング
• 銀染色（または同等のタンパク質染色）。
共免疫沈降。

抗HA親和性マトリックスは、以下の用途で使用されます。

• 哺乳動物、細菌および酵母の細胞抽出物から得たHAタグ付きタンパク質の免疫沈降
• タンパク質粗抽出物からのHAタグ付きタンパク質の親和性カラム精製

特徴および利点

• 抗HA高親和性の特異性の強化および交差反応性の低下が達成されました。
• 選択したHAタグ付きタンパク質の溶出には、非変性条件を使用します。
• 発現が稀なHAタグ付きタンパク質についても精製を行えます。
• YPYDVPDYAに対する高い特異性。
• HAエピトープおよびN末端、C末端または内部融合タンパク質の精製に適しています。
• 哺乳動物、細菌、酵母の発現系から得た粗細胞抽出物に適用できます。

品質

抗HA親和性マトリックスの各ロットを、哺乳動物粗抽出物から得た安定に形質移入した細胞中のHAタグ付きタンパク質を精製する能力について検査します。免疫沈降を、抗HA高親和性抗体を用いたウェスタンブロットで分析します。

物理的形状

0.09%のアジ化ナトリウム（w/v）を含むPBSに溶解した抗HA親和性マトリックスの固定化樹脂1 mL。2 mLの懸濁液は1 mLのベッド容量に相当します。上下のキャップ付きプラスチックカラム1個を含めます。

アナリシスノート

発現したHAタグ付きアルカリホスファターゼを含む全細胞細菌抽出物を用いて、親和性ーマトリックス1 mL当たり9 nmolの精製タンパク質という収量が得られました。

その他情報

ライフサイエンス研究専用。診断には使用しないこと。

安全性情報

• 保管分類コード: 12 - Non Combustible Liquids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): does not flash
• 引火点(℃): does not flash