850355P

16:0 PC（DPPC）

Avanti Research^™ - A Croda Brand

• 別名: 1,2-ジヘキサデカノイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン、DPPC、PC(16:0/16:0)
• 実験式（ヒル表記法）: C₄₀H₈₀NO₈P
• CAS Number: 63-89-8
• 分子量: 734.04
• MDL番号: MFCD00036903
• UNSPSCコード: 51191904
• NACRES: NA.25

特性

• 詳細: 1,2-dipalmitoyl-sn-glycero-3-phosphocholine
• アッセイ: >99% (TLC)
• フォーム: powder
• 包装: pkg of 1 × 1 g (850355P-1g); pkg of 1 × 200 mg (850355P-200mg); pkg of 1 × 25 mg (850355P-25mg); pkg of 1 × 500 mg (850355P-500mg)
• メーカー／製品名: Avanti Research^™ - A Croda Brand
• 脂質タイプ: phospholipids; cardiolipins
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: [O-]P(OCC[N+](C)(C)C)(OC[C@]([H])(OC(CCCCCCCCCCCCCCC)=O)COC(CCCCCCCCCCCCCCC)=O)=O
• InChI: 1S/C40H80NO8P/c1-6-8-10-12-14-16-18-20-22-24-26-28-30-32-39(42)46-36-38(37-48-50(44,45)47-35-34-41(3,4)5)49-40(43)33-31-29-27-25-23-21-19-17-15-13-11-9-7-2/h38H,6-37H2,1-5H3
• InChI Key: KILNVBDSWZSGLL-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

1,2-ジヘキサデカノイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン（DOPC）は、直接de novo合成によって、不飽和ホスファチジルコリン（PC）からα1,2-ジパルミトイルジアシルグリセロール中間体を経由して合成されます。コリンホスホトランスフェラーゼは、1,2-ジパルミトイルジアシルグリセロールのDPPCへの変換を触媒します。不飽和PCの脱アシル化を伴うリモデリング経路によっても、DPPCは合成されます。

Avantiが提供するホスファチジルコリン製品のリストは、さまざまな物理特性を持つ化合物を提供することを意図したものです。入手可能な製品には、短鎖（C3～C8は水溶性と吸湿性を備えています）、飽和、多不飽和、および混酸PCなどがあります。どの製品もHPLCで精製され、酸化や加水分解から保護するための特別な処置が施されています。

アプリケーション

16:0 PC（DPPC）は、チモキノン（TQ）リポソーム、金ナノロッド、塩化カルシウム被包リポソームおよび生物物理学的研究用の脂質二重層の生成に使用されています。

生物化学的／生理学的作用

1,2-ジヘキサデカノイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン（DPPC）は表面活性剤であり、表面張力を低下させます。これは、1,2-ジオレオイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン（DOPC）と組み合わせて、脂質二重層の生成に使用されます。DPPC単独および他のリン脂質と組み合わせての使用は、薬剤の被包および送達に効果的です。

包装

20mL透明ガラス製ねじ蓋バイアル（850355P-1g）

20mL透明ガラス製ねじ蓋バイアル（850355P-500mg）

5mL琥珀色ガラス製ねじ蓋バイアル（850355P-200mg）

5mL琥珀色ガラス製ねじ蓋バイアル（850355P-25mg）

法的情報

Avanti Research is a trademark of Avanti Polar Lipids, LLC

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable