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1-ドデカンチオール

≥98%

• 別名: n-ドデシルメルカプタン, NDM, ドデシルメルカプタン, メルカプタンC₁₂, ラウリルメルカプタン
• 化学式: CH₃(CH₂)₁₁SH
• CAS Number: 112-55-0
• 分子量: 202.40
• Beilstein: 969337
• EC Number: 203-984-1
• MDL番号: MFCD00004885
• UNSPSCコード: 12352103
• PubChem Substance ID: 24870727
• NACRES: NA.23

特性

• 蒸気密度: 7 (vs air)
• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥98%
• 屈折率: n20/D 1.459 (lit.)
• bp: 266-283 °C (lit.)
• 密度: 0.845 g/mL at 25 °C (lit.)
• SMILES記法: CCCCCCCCCCCCS
• InChI: 1S/C12H26S/c1-2-3-4-5-6-7-8-9-10-11-12-13/h13H,2-12H2,1H3
• InChI Key: WNAHIZMDSQCWRP-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

1-ドデカンチオール（DDT）は、自己組織化単分子膜（SAM）を形成するアルキルチオールであり、安定した物理化学的特性を有する有機硫黄源として使用することができます。

アプリケーション

DDTは、エネルギー効率の高い照明、太陽電池、およびアンモニウムガス検知剤としての用途が見いだされるCdS量子ドット（QD）および硫化鉛ナノ粒子（PbS）の合成のための硫黄源として使用することができます。本化合物は、耐食性コーティングとして銅表面に自己組織化単分子膜（SAM）を形成するために使用することができます。DDTを用いた官能化により、ゲルマニウム（Ge）上にSAMが形成され、マイクロエレクトロニクスの将来的なアプリケーションの表面特性を改善する可能性があります。

この分子は疎水性SAMの生成に使用されます。また、混合SAMで使用し、疎水性のバックグラウンドを与え、他の官能基またはドメインをさらに離すためのスペーサーとして働くことができます。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS05,GHS07,GHS09
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H314,H317,H410
• 注意書き: P261 - P272 - P273 - P280 - P303 + P361 + P353 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Aquatic Acute 1 - Aquatic Chronic 1 - Eye Dam. 1 - Skin Corr. 1C - Skin Sens. 1A
• 保管分類コード: 8A - Combustible corrosive hazardous materials
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): 262.4 °F - closed cup
• 引火点(℃): 128 °C - closed cup
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Faceshields, Gloves, type ABEK (EN14387) respirator filter